裸心縛 -rashinbaku-

縛り方 ( 横吊り )

横吊り

この吊り方は、一番楽という声が多く聞かれます。

吊り方も比較的簡単なことから、管理人もよく横吊りをしますが、幾つか気をつけたい点がありますので、それらも含めて解説します。

まずは、受け手に「右が下」または「左が下」どちらがいいかを聞きます。人によってしっくり来る向きがあるので、それに合わせます。

吊る順序は水平吊りと同じく、胸→足→腰の順になります。

まず、胸縄の上下それぞれ4本(腕にかけた縄)を取ります。




そして、胸縄の上下別々になるように間をつまみ出して固定します。


吊り縄を通す位置は写真の位置でおこなってください。

腕の部分で行うと、縄が擦れますので注意が必要です。

次に、実際に吊る方向へ縄をずらすのですが、この時は必ず、片手(写真では右手)で腕を押さえ、もう片手(写真では左手)で吊り縄を身体から離すように引っ張りながらグィッとずらします。


その後、吊り縄を固定します。

あまり高い位置で固定すると、この後の足を同じ高さまで上げられなくなるので、胸縄の位置は若干低めが良いでしょう。

そして、水平吊りと同じ要領で足を吊ります。

足は胸縄より若干高めに固定すると、完成時に綺麗な形になります。

最後に腰縄を吊ります。

(腰縄をしっかりと縛っておかないと、この時点で骨盤から外れてしまいますので注意してください)

基本的に腰の高さは背骨が水平になる位置が良いでしょう。



腰縄が低いと、足に負担がかかります。

(腰が低い)

また、腰縄が高いと腰に負担がかかり、痛みが発生しますので注意してください。

(腰が高い)

受け手が力を抜いた状態で吊ると、海老のように丸まってしまい、見た目がよくありません。

下の写真は、受け手の背後から逆海老に反らせています。

人の手で反らせるかまたは、受け手の背後に縄をかけて反らせるのが良いでしょう。

今回は下側の足は膝部分に縄をかけましたが、足首にかけて吊る場合や、足を折りたたんで縛る方法などいろいろとありますので、試してみてください。

降ろす順番は、上げた順番の逆、腰→足→胸の順です。

また、解いた縄は足元に置いてはダメです。(縄を踏むと滑って危険です)

(縄が足元にあって危険)

裸心縛
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